私の裁判

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

手つないだことある?

f:id:ecoplace:20210828185137j:plain

こどもの頃の写真を観れないのは寂しい。

下記は今放送中のドラマです。
www.tbs.co.jp

でも今日はこのドラマを紹介したいわけではありません。

のドラマを観た事が無い人のほうが多いかもしれません。この後に私が話したい事に繋げる為にドラマを頑張って3行で説明しようと思います。まず1家族め。妻が海外で事故に遭い亡くなってしまったお父さんと息子。2家族めは別居と離婚を決めたお母さんと娘。3家族めは仕事を辞めて家をなくしたお母さんと息子。その他単身の男子1名。お好み焼き屋を経営しているおじいさん1名。お店の2Fでこの家族達が同居(シェアハウス)を始めるというドラマです。(5行になってしまいました。)


る女の子(多分小学生)の両親が離婚。女の子は海外へ行ってしまったお母さんに代わりそれ迄ずっと離れて暮らしていたお父さんと暮らし始めました。ある時SNSで「#家族募集します」というハッシュタグを見つけてそこでみんなと暮らしたいと言い出しました。お父さんは毎日仕事で帰りが遅く女の子はお父さんが笑った顔を1度も見た事が無いと言います。

はふと子供の頃の事を思い出しました。私の実の父が笑った顔の記憶は家族ぐるみで付き合いのあった所へ行く時くらいでした。完全プライベートで大爆笑する父を見た記憶がありません。父の顔には私と同じところにエクボのある父でした。パパ似だね。パパの姉妹達にそっくりだねと幼い頃はよく言われていました。今考えても家族で外食をする時はお店の方達よりも静かな笑顔を見せていた父。外食で私に沢山のマナーを教えてくれた父でした。


ラマの中でお父さんが女の子に質問をするシーンがありました。「小さな時に一緒に公園で遊んだ事を覚えてるか?」「小さい時に一緒にお祭りへ行った事を覚えてるか?」と。女の子は答えます。「覚えてない。」「小さい時にお父さんと一緒に写っていた写真はお母さんが全部捨てたから。」「そっか」としかお父さんは言いませんでした。そして女の子は聞きました。「私も小さい頃はお父さんと手を繋いだ事ある?」と。


たそこで私は子供の頃を思い出しました。私は子供の頃父と手を繋いで歩いた記憶が思い出せません。でも1枚だけ私が着物を着て父の指をぎゅっと持って立つ2人の写真があります。その父は笑顔です。母が捨てていた父の写真からこっそり4、5枚を拾った中の1枚です。日本へ戻り両親が離婚してから寂しかった時はその写真をこっそり出しては見ていました。でも父の手の感触の記憶はありません。


が大学に入った歳に別の女性と再婚した父と外で会った事があります。父は私に「体は大きくなってもまだまだ社会では子供だから中身を大事に自分を磨きなさい。」みたいな言葉を言いました。父の中では離れて暮らす事になった時のまま私の年齢が止まってるのだと当時は思いました。在学中に私に娘が産まれて父と再会しました。父と会ったのはそれが最後になりました。「大きくなっても」とは年齢や身長の事ではなく父にとって私は何歳になっても子供だから心配してくれたのだとずっとずっと後になって理解しました。遠回しに私が赤ちゃんの時はもっと可愛かったと産まれたての娘を抱っこして言いました。(その時同席していた元夫は自分の子供は可愛くないとお前の父親が言ったとひつこく憤慨していましたっけ。)自分の子供の可愛さは容姿では無いという事がその時の私には理解出来ました。


は母の手の感触も父の手の感触も記憶にはありません。はっきり記憶があるのは祖父の手の感触だけです。私もそうでドラマの中でもあったのですが離婚や死別など子供が親と写る写真やビデオをどうか捨てないでほしいと思います。どんな酷いと思った相手でも子供は自分が幼い時どんなだったかを見たくなる時があるかもしれません。私にとってDV夫だった人でも子供と写っている写真は裁判の中で私物財産として全て頂きました。(私は娘の写る写真の裏にナンバリングをしていたので1枚でも消えていたら賠償してもらうという条件を入れました。)長い年月の裁判中に捨てられたらどうしようかと何年間も心配でしたが無事に全て受け取る事が出来ました。


は大人ですが私と一緒に写っている写真が数えるほどしかありません。2人で過ごした時間が長く私が娘を撮った写真ばかりです。娘に今度会えたら手を繋いだ写真を撮ってもらおうと思います。娘が幼かった頃はいつも私の人差し指か親指をぎゅっと握って歩いていました。その時の感触を覚えていると言ってくれた事があります。もう2人で手を繋いで歩くという事は無いかもしれません。ならばせめて写真を撮っておこうと思いつきました。


POINT

世界中の家族や友達が笑顔で手を繋げますように。どうか大切な人の手の感触を忘れませんように。

トップへ戻る