私の裁判

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

アルコール依存症

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ふと思い出したよの巻

  ある1人の男性を結構本気で好きになった事がある。
彼は当時大学院生だった。
あえてここに当時の私の年齢は書かないけどね。
彼から離れた頃の彼は
大学院で10年目に入ろうとしていた頃だったと思う。


  にはアルコール依存症という病があった。
入院を1度した事があり、仮退院のまま自宅から出なくなってしまった過去があった。
私にはそれらの事を全て知った時点で関わらないという道もあった。
でも私は昔からおせっかいだったのかも。
彼に関わってしまった。


  ずは、AA(アルコホーリクス・アノニマス)を勧めてみた。
彼とはアメリカの大学で出逢ったという事もあって
このAAの存在を知っていた。
それもあって、すんなり通い出す事になった。
その後、彼の数年間は家か大学かコンビニかAAという生活になっていた。
それでも私は彼をほおっておけなくなってしまっていた。
少しずつ私と共通の友人達と食事へ行ったり
ビリヤードをしたりしているうちに彼に笑顔が戻っていった。



 だ、1度だけ彼はお酒を口にしてしまったのです。
そのまま私と会い、私はその匂いでその場でアレルギーを起こして
倒れてしまったのです。

私には注射の時の消毒ですらアルコール綿を使えない程の
アルコールアレルギーがあります。
彼もその事を勿論知っていたから、もう飲まないと決めた事だったのに。

考えに考えて、私は彼ともう会わない事を選びました。



  れから10年強余り?
一切、彼とは連絡を取り合っていなかったのだけれど
偶然、道で彼を見かけてしまった。
向こうが私に気づいたかは正直わからない。

なぜだか気になって、家に戻ってから彼の名前をネットで検索してみた。

え?ストーカー?違います!!

私と別れる前から、彼は大学院でしていた研究とは別に弁理士の勉強の為の
テキストが無造作に山積みにされてあった。
読んでいる様子は一切なくて、本の頂上には時々お餅が置いてあったり。
捨てる本なのかと思っていた程。

そうそう・・・・
彼が話す英語は綺麗で滑らかな英語だった事も覚えてる。
でも彼は2年間、アメリカにいただけでそれ以外は日本で暮らしていた人。
不思議な程、綺麗な英語だった。
私にはわからない専門用語ばっかりで会話にならなかった事もあったけれど。

彼は機能不全家族で育ち、
母親を早くに亡くし父親との関係もうまくいっていなかった。
経済的にはいつも苦しくて辛そうだった。


  5畳足らずのワンルームは足の踏み場もないくらい汚いお部屋だった。
思い出したように突然勉強をしていた事が印象に残ってる。

先日偶然街で見かけた彼は
明らかに周囲よりもパリッとしていた。
見るからに高価そうなスーツにネクタイに綺麗な靴だった。

その理由はネットで彼の名前を検索してすぐにわかった。
彼はこの10年余り?いくつかの弁護士事務所を経由して
今は自分の弁理士会社を建ち上げていたのです。



  かった。
それが正直な私の気持ち。
1度のアルコールの匂いに倒れた私は、彼よりも自分を選んだのだ事に
どこか後ろめたい気持ちがあったままだったのかもしれない。

彼のオフィスは家賃だけでもすごい金額だった。
家は?それはさすがに調べないでしょ・・・。
元気になっていた事と、家から出て自分の足で立って
社会に加わって頑張ってくれていた事を知れた事が嬉しかった。



こで思った。



私、最近までホームレスだったんですけど?何か?





生は面白い!
生きているだけで奇跡!
何が起こるか未来の事は誰にもわからない。
計画は大事。ただ、
「運」はもっと大事だと私は感じてる。


私が今、この文章を屋根も鍵付き玄関もあって、←ココ重要
wifiもある場所で文章を書く事が出来ているのは、
自力よりも「支えて頂く力や励まし」があったから。

今私は、この「運命」をありがたくお借りしてる気でいます。
理由は、いつの日かこの「運」を誰かにバトンタッチ出来る日がくるまで
感謝の気持ちを忘れたくないから。
「ありがとう」を100で受け取ってしまうと、
いつの日か私が一般的な生活になれた時に
「ゼロ」むしろ「マイナス」の自分を思い出せなくなってしまうのは嫌だから。
安心して心から良かったねと言ってもらうまで私は諦めないと決めたから。
 


から感謝している自分の今のこの気持ちを
一生忘れたくない。
だからまだしばらくは「力」をお借りしたままでいようと思う。
背中をそっと押してくれる力や
360度どこへ倒れるかもわからない私を観ていてくれるという安心
この温かさはお金で買えないものだと私は信じています。



アルコール依存症でもがき苦しんでいた彼の今後も更なる成功を。

貧困の崖っぷちでもゆっくりゆっくり上へ這い上がろうと
している私自身を。

応援したいと思う!