私の裁判

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

シングルマザー(ペアレンツ)と家賃滞納の関係

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president.jp


これを読んで思いませんか?家賃を好んで滞納したい人などいないと。


実はこの記事を読んで、私と重なってしまう部分がいっぱいありました。



もう読んだ方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、少し私の事を書かせて下さい。



私は今のところ、これまで家賃を滞納した事はありません。


ただ1人で子供を育てる為や生活の場を守る為に家賃を支払う事には



いつもやりくりと、お金に追われてきた気持ちの部分には理解が出来ました。



これを読んだ人達はどう思ったでしょうか?


なぜこの記事の女性は子供を育てる為に、



食いっぱぐれの無い職業を選ばなかったの?


なぜ、生活力がないのに離婚したの?


なぜ?なぜ?なぜ?沢山のハテナが浮かんだかもしれません。



この記事の女性に対して家賃を滞納している事や、生活が苦しい事について


自分の子供達に言えない事を「なぜ言わないの?」と思われた方も多いかもしれません。


実際、この記事の女性は周囲の人達に言われたと書かれています。



この女性の気持ち。



私には痛い程、理解できました。



ただ、



この記事の女性と私には大きな違いがあります。


それは、私は最後まで自分から子供に事実を伝える事が出来なかったという事。



結果、長い年月をかけて私と娘の間には大きなミゾが出来てしまいました。



自分の生活力の無さについて、どうしても自ら子供に言えなかった私は


違う方向(方)から私の力の無さ、借金について全てが伝わってしまう結果となりました。


これは大きく反省すべき事でした。

理由は、「助けて」と言えない人間に娘までもがなってしまうと気づいたからです。



2年前娘は「私はママを1人でこれ以上助けられない、ごめんね。」という言葉を号泣しながら言いました。


その言葉の意味は、



母親を一生、経済的に助けられないという事ではありません。



彼女は、社会で「人」との関わりや共同生活を「苦痛」だと感じながら生きています。



そして、要領よく生きる事が苦手なのです。


その為に必要以上に自責と常に戦って自身を疲れさせてしまうのです。
そして、彼女はこれまで誰とも恋愛をした事が無いわけではありませんでした。



不真面目が大嫌いな娘は、全てに全力で、真剣に向き合うところがあります。


それが故に、



自分以外の誰かと日常生活をするというその事自体が出来ない。



やがては「別れ」に繋がると考えてしまうようです。


娘を案じ心配してくれる友人が彼女の心の扉を開こうとすると



途端に目の前の道を閉じてしまうところがあります。


成人してからの娘に対して、それらはただ臆病な娘だからだと思っていました。



時間が解決するかも?と。


でもそれは違っていました。


私は親として娘の生き辛さに責任を感じる時が良悪は別として、



今でも時々あります。


なぜなら彼女の中には私と同じ周囲から視えない「障害」が共存しているからです。



理由はどうであれ、



離婚をして1人で娘を育てた為に彼女がそうなってしまったのではないだろうか?


必死で人並みに近い生活の中をさせてきたとは言え、


彼女の周囲にいた子達よりも貧困だったせいで、娘がそうなったのでは無いだろうか


本気でそう考えて悩んでいた時期がありました。


多分、いまだに娘に対してそんな気持ちが拭いきれない部分があるかもしれません。



「たった1人の身内である母親とですら一緒に暮らす、生活をするという事が



「苦」なのに、他人と暮らす、子供を育てる?」


「親戚が出来る?私には無理だ・・・。」と号泣して話す娘にどんな言葉をかければ良かったか?


親として娘の恋愛や結婚にこだわりはありません。



ただ、彼女が幸せで生きてさえくれれば良いのです。




これまでの私の人生経験や、「親」としての経験は娘に対して何ら役立ちませんでした。




ただ、今の暮らしが始まって2年めですが、


娘とは言え、私とは違う「個」であるいじょう、彼女を尊重する他無い。


そう考えられるようになりました。



目の前から娘が離れて行ったとしても、


私の家(心)の扉をノックしてきた時には


それがいつでも大丈夫なように心の鍵は閉めずに



私は私として存在さえしていればいつか必ず



「何か」が変わるかもしれない。


そう思えるようになりました。


私は昨年、犬くんが亡くなったあと特に孤独過ぎて、



不安で灯台を見失ったような精神状態になっていました。


それでも私は、



ただ私自身を精一杯「生きる」「頑張る」それだけで良いのだと



無理に意識して気持ちを切り替えました。



そして1度は絶縁となった娘が私のところを訪ねて来てくれた日には、


それまでの深海から息継ぎをする為に水上へ出たような気持ちになりました。


多分、それが結果オーライでした。



決して追いかけるのではなく、彼女から手を伸ばしてきたら声を聴こう。



そう意識しただけで、私の気持ちがすーっと楽になりました。




周囲からは成人した女性だと視えるのに、



彼女はどこかで成長が止まってしまったかのようで苦しそう。



ただね、



ただそれも含めて私の娘の人生なのだと視る事が出来るようになったのです。




私のこの2年の間に、今月家賃が払えない!となりかけた事が何度かあった。


それでもどうにかこうにか持ちこたえてる事が凄いと思いたい。



大事な家族の犬くんを天国へ見送った時は深海魚になったような気持ちだったのに。


彼と一緒に暮らす為には絶対に必要だった「家」と「お金」の為に、何でも構わないからママは働くよ!


そう思わせて誘導してくれ私を動かしてくれたのは犬くんだったと今でも感謝してる。


何よりも、



犬くんと私を生かす為に力を貸して下さった方々には一生分の感謝をしてる。




最後にこの記事を読んで改めて感じた事は1つ。


シングルマザー(ペアレンツ)だから貧困なわけじゃない。


世の中には、要領よく生きられない「人」がいるって事です。


貧困について角度を変え発想と想像力を働かせてくれる人が1人でも増えてほしいと思うのです。



そして、一生懸命に働いていながら贅沢をしている訳ではなくても、


家賃が払えない、家賃の安いアパートを借りる資金がない、家族にも言えない。


そしてふとした事から崖から転がり落ちるように



私のようにホームレスに陥ってしまう可能性はあるという事を思い出してほしいのです。





身近にそういう状況、環境の人と出会った時には


その人が前へ進むために「支え」と「知恵」をどうか貸してください。



そして何よりも「温かい言葉」をほんの少し勇気を出して渡してもらえたらと思うのです。



私が「今」を過ごせているのは、



その「支え」「温かさ」を贈って頂ける人と出逢えたからです。


私自身もまだまだこれからだけれど、将来「生き証拠」となれますように。

最後まで読んで頂いて有難うございます。(感謝)