私の裁判

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

銭湯切符

f:id:ecoplace:20190105215545j:plain






今、ふと思い出した事を書き留めておきたい。


こんなシステムがあるんだよ〜っていう事が伝えたいだけです。


知らない人も、知っていたという人も読んでいただけると有難いです。






このブログでは、何度も書いたとは思うけれど、


私はほんの1年少し前までホームレスだった。





寒さや飢えに耐えかねて、生活保護の申請に行ったけれど

私の住民票のある場所は、


ホームレスの受け入れをする施設の無い場所だった為、


たらい回しにされた経験がある。





その時に、東京都から頂いたものがある。






それは、「無料入浴券」というもの。





何箇所か決められた、いわゆる普通のお風呂屋さんがあって、


そこへそのチケット(遊園地の入場切符みたいな感じ)を渡せば無料で入れるというもの。







スパワールド(温泉)でも無いのに、


普通のお風呂屋さんにゴロゴロと大きな荷物やケースを


持って行けるかどうか? 



私は結局1度も使った事が無かった。








私の場合、365日ホームレスだったわけでは無いので、


仮にあの券を使ったとしても、無料入浴券がなくなる事は無かっただろうけれど、


確か、40枚弱の枚数だったとように思う。






つまり、



単純に1ヶ月に1度はお風呂へ入れるようにという親切システムですよね?






えぇ、とは思っていませんでした。









こんなものに多くの人の大事な税金を使ってるのか!!と今怒りを持った方。



私が言うのも変ですが・・・・・








1ヶ月お風呂に入れなかったら、真冬でも、全身がドロドロになります。



私自身がホームレスになってしまいわかったのですが、



立ち止まるのも歩くのも、かなり周囲の人に、とても気を使います。








自分の全身が、自分でも臭う事があるのです。




道で、公園で、その辺で寝起きしている人間が??と、思われるかもしれません。






道で寝起きしているからこそ、周囲が気になるのです。








場所にもよるでしょうが、用事が無くても昼間は


オフィス街を離れて、出来るだけ人の少ない場所まで移動する人が多いのです。


そして再び夜、人がいなくなるオフィス街で眠る場所取りが始まります。




これの繰り返しです。






病気や障害があったりして、職を失い、家を失い、ホームレスになりそうな人なら


1度は生活保護を勧められたり、今後勧められるかもしれません。





「最後の砦」と言われていますが、




私個人的な意見としては、「最後」にくる少し手前で




行かないと大変だと個人的には思います。








私は、今でも時々、全てを投げ出して



自分の障害や収入を考えた時、「生活保護」という手段を考える事もありますが、



生活保護を受けるとすれば、得るものもあり失うものも沢山あるという現実があります。




そこまでして生きたく無いという人も多いのでは無いかと思いました。



私の場合は、1度は全てを失う覚悟で申請に行ったのですが。






今は、生活保護申請に行ったあの時を忘れる事はなくても、


同じシチュエーションにならないようにと、何となく頭に描いています。



それは、恐怖心にも似ていますが良い意味で励みにもなっています。




日本の生活保護の制度も、DV被害者のシェルターについての考え方も、




虐待されて保護する子供の件についても。



弱者が更に弱者になり兼ねない「くくり」だと思います。




少しホームレスの話に戻りますが、



「簡易宿泊所」へ行くように言われた時に、



窓口の人は、何度も私に聞きました。




「本当にいいのですね?行くのですね?」
と。




この意味は、あとになってわかりましたが



「簡易宿泊所」へホームレスとして行った場合、生活保護を受けながら



安易に一人暮らしはさせてもらえないのです。



早い人でも2、3ヶ月。 



長い人であれば、1年以上簡易宿泊所で暮らさなくてはいけません。




簡易宿泊所では、女性同士のイザコザなどもあるらしく、



荷物をかかえて眠らないといけない程、盗難が多いなど諸々・・・・



自発的な意味で生きる というより、 他力で生かされているだけ。 という印象を持ちました。




簡易宿泊所へ行くのが嫌だったら、



他のホームレス受け入れ体制のある別の区役所へ行けと


結局、たらいまわしになったのです。




隣の駅まで猛暑の中歩くだけで大変です。



それを1日中、重い荷物を持って歩き回った事もありました。


やっとの思いで、別の区役所へたどり着いた時に、


「あなたの住民票のある役所へ行くべき」だと言われました。



1箇所、2箇所ではありません。



そうやって、たらいまわしになった訳です。



どうか最後になる前に。


それもかなり前に。


自分の最後を予期して申請(生活保護)に行ってください。




日本のシェルター的存在であるべき「場所」には、なぜ税金をもっと投入出来ないのでしょう?




簡易宿泊所は、人を守るためのシェルターであるべきなのに



ダラダラと時間を過ごす他ない場所となっている事は残念でなりません。



子供や、困っている人、弱者と呼ばれてしまう人を、


なぜ前進させたり、安心出来る場所として保護できないのでしょうか。



私だけではなく、同じような事を語っている人は沢山います。


それでも、何十年も同じ事の繰り返しを受け継ぐ日本の習慣。


心から悲しいです。



「自分が勝手に働きたくなくてお金に困ってホームレスになったんでしょ?」


その言葉の少し前に、その「人」を前進させる助けが必要な人なのかも?と


ほんの少しだけ思いやりを持てる人がいたら、人1人を助ける事が出来ると


私は考えています。





私は、想いを文章にして書き続けたいけれど、


何度やっても箇条書きとかまとまりのある文章をかけていません。


相手に、伝わりにくい表現、順番、同じ事を何度も何度も繰り返してしまいます。



こんな私でも、


ホームレスを脱する事が出来たのは、1人の助け船を出してくれた力です。


その後も、私が生きていくために絶対的に大事に思ってきた家族である犬の力がありました。



犬くんが、私を全身で応援してくれました。




ブログを通じて、応援してくれる人達との出会いもありました。



一生、忘れる事のない恩です。



お陰で、私は今こうしてここで生きています。








1ヶ月に1度の入浴券の為に使う「紙」や「印刷代」。



印刷する業者へ払うお金を、



本当に困っている人のために、



使ってもらえるほうが良いに決まってる。





今私が払っているわずかな税金ですが、


使われたら有難いと思っています。





お金というものは、いくらあっても困らないのかもしれません。


無いよりあったほうが良いし、生きるために必要なもの。




でも、それ以前に「生きる意味を見出す応援や力」



お金を使う為に絶対に必要な事だという事を、



街でホームレスで困っている人を見たり、



身近に病気などで悩んでいる人がいた時、


私の事を思い出して頂けたら有難いです。