"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

399円

 

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今日、私のレジのバイトであった事。

 

 

 

 

ある小学生高学年の男の子と小学生の低学年くらいの女の子(多分、兄妹)

この2人がお菓子と飲み物、アイスを買いに来た。

 

 

お会計の時に、合計金額を言うと、

 

 

お兄ちゃんらしき男の子がお財布を持っていて、

 

 

横で妹らしき女の子が、あれを出してこれを出してとずっと喋り続けてる。

 

 

 

お兄ちゃんは、中々399円をお財布から出せない。

 

 

最初は、100円玉+10円玉2個。

 

 

妹が「全然足りないじゃーん!」と言う。

 

 

 

お兄ちゃんは、「あーそうか、何だ、俺勘違いしたわ!

 

 

 

「9円か!」と焦りだした。

 

 

一旦、その場で出していたお金を全部お財布へしまい、

 

 

50円玉1円玉3枚を出した。

 

 

 

妹が、

「もう何やってんのーー!もっと少なくなったじゃない!と」。

 

 

 

 

お兄ちゃんは

 

「あ〜〜、ごめん、勘違い勘違い!」と言う。

 

 

 

その時点で、私はこの男の子は、私と同じ「数字苦手さん」だなって思った。

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ混む時間帯で、後ろには行列。

 

「申し訳ございません、お隣のレジへ回って頂けますでしょうか」と他のお客様に

 

お伝えして、私は休止版を出して、私の所のレジを一旦閉めた。

 

 

 

 

 

男の子が焦らないようにしたくて。

 

 

「大丈夫。ゆっくりでいいよ。」と言うと、

 

 

おとこの子が「あーもうすいません。僕、目が悪くて」と言った。

 

 

「うんうん!わかる!おばちゃんも目悪いからわかるよ。ゆっくりで大丈夫」

 

そう言うと、やっと笑顔になってくれた。

 

 

 

男の子は、

 

100円玉と50円玉、10円玉5円玉、1円玉、全部持っていた。

 

 

 

「じゃあね〜、まずは100円玉を使っても大丈夫?」

 

 

「100円玉を最初にこのお皿に出してもらっても平気?」と聞くと、

 

おとこの子が、「あ、大丈夫です!出します!」と言ってくれた。

 

 

 

「まずは300円必要だから、その100円玉を3つこのお皿に置いてもらっていい??」

 

 

そう聞くと「あー、3枚簡単簡単!」と言う。

 

待つ・・・・。ひたすら待つ。

 

 

 

「1枚・・・2枚・・・・3枚!!!」

 

 

「おおおお〜〜〜あったね!!3つ100円玉あったね!!ありがとう!!」

 

 

「次はね〜、99円なんだけど、これは結構面倒くさいので、

 

10円玉いくつくらいあるか、またこのお皿に出してもらってもいい?」と聞いたら、

 

 

男の子は「簡単だよーそんなの。」と笑顔。

 

 

 

「ありがとう!ゆっくりでいいんだよ、落としちゃったら探すのが大変だもんね〜」

て、私から笑いかけてみると、

 

男の子は、「僕は捜し物を見つけるのが得意だから大丈夫!」と言ってくれた。

 

そして、いよいよ

 

10円玉。

 

 

「1枚・・・2枚・・・・」

 

 

男の子は、自分がお皿に出していく10円玉の色を理解しているけれど、

 

数は全くわからない様子。

 

 

私が、お皿から取って、

 

男の子の手の指をとってカウンターに指を開いてペタンと置いてもらった。

 

その指先の前に1枚ずつ置いてみた。

 

 

親指1個〜♪

人差し指の前に2個め〜♪ 

中指の前に3個め〜♪ 

薬指の前に4個め〜♪

小指の前に5個め〜♪

 

 

「おおおお〜〜!!すごいよね!!!これで、10円玉が5個!!」

 

「次、右手も出せる??」

 

「あ、じゃちょっと待って?財布置かないとダメだ」と緊張顔。

 

 

 

 

「お財布持ってもらっていい?」と退屈そうになってきた妹を巻き込んだ。

 

 

妹も得意げに持ってくれた。

 

 

さっきと同じように、

 

男の子の右手の開いて置いた指の親指から薬指まで置いてみた。

 

 

「んとねー、これで10円玉、同じ色のこれが9枚集まったんだよ!やったね!」

 

 

「じゃ、これで90円お預かりしますね〜」

 

あと9円だね。

 

 

 

 

「これはね〜、1円玉と5円玉があると助かる!」と言うと、

 

 

 

「俺は5円玉と1円玉、わかるよ!!」と笑顔だ。

 

 

 

「じゃ、どっちも使ってもいい?」「うん」こんな感じで

 

 

9円を出してもらえた。

 

 

 

 

399円になったものを私の手の上で

 

男の子に見せたら、

 

「簡単!!」ととびきりの笑顔。

 

 

 

 

レシートを手渡して、「ありがとうございました!」と言うと、

 

もはや、とけかけているアイスと一緒に

 

めちゃくちゃ嬉しそうに手にして笑顔で帰って行った。

 

ここまで読んで下さった方々、お気づきかもしれませんが、

 

この男の子は、数字が苦手な障害です。

 

知らないのに決めつけるの?

そう思われるかもしれませんが、

 

私が簡単な数字の足し算を指が無いと出来なかった頃があるので

 

すぐに同じだとわかりました。

 

 

 

発達障害は、見ただけではわからない障害だ。

 

私もその1人だと思うからわかる。

 

 

 

数字が怖くなってしまわないように、 お金のイメージがいつか

 

あの男の子の頭の中で出来たらいいな〜。

 

 

 

きっと、妹は小さすぎて、お兄ちゃんの障害を理解はしていないので、

 

これだけ出せば、こんなお釣りが出る!というところまでわかっていた。

 

 

 

お兄ちゃんが焦る言葉ばかりだったけれど、

 

妹にはこれっぽっちの悪気もなく

 

兄妹いいな〜って思って観ていた。

 

 

近い将来、

 

お兄ちゃんの手助けにきっとあの妹はなってくれると信じたいな。

 

 

 

大混雑の中だったけれど、邪険に扱う事は私には出来ない。

 

後で、店内が落ち着いた頃、

 

あーでもないこーでもないと煩い人もいたので、

 

「子供であっても、お客様である事には変わりません。」

 

他のスタッフ達に言ったら

 

「◯◯さん(私)らしいなぁ」と笑顔で言われた。

 

 

スタッフの中には、

 

私が何らかの障害があるかも?と感じている人もいるかもしれない。

 

それでも、構わない。

 

見ず知らずの人でも誰かが「嬉しい」と感じてもらえたら100点!

本当に心からそう思ってる。



私みたいな人間でもそういうご褒美を頂ける1人になれたら

 

生きていて良かったと今以上に思えるはずだから。

 

 

あの兄妹がこれからも仲良くお買い物出来ますように♪