"私の裁判"

高等裁判所で裁判離婚したその後の人生(女ホームレスから自己破産→人生再生中←今ココ)

Ryanありがとう

www.cbc.ca

この方は"Ryan Arcand"。

この方が亡くなったというニュースを読んでショックを受けてる。


彼は私が経験した何百倍もの苦労をしたホームレスの人だった。

私が路上で過ごしていた時間の何百倍もの時間を彼は過ごしたと思う。


彼のピアノを私がホームレス生活を送っていた時に聴いて、どれだけ励まされたかわからない。


この人はカナダのアルバータ州にあるエドモントンという街で暮らしていた。

私もカナダのアルバータ州にあるカルガリーという街で暮らしていた。

エドモントンは私が暮らしていたカルガリーから車で3時間くらいの場所だが、

昔はエドモントンまで行かないと日本領事館が無かった。


今は、カルガリーに日本人が多くなりカルガリーに日本領事館がある。


カナダの中でも、アルバータ州は特に寒い場所。

年中通して気温は低く、夏は避暑地とされるくらいの気温の場所。


そこでホームレスという暮らしがどれだけの苦難が襲っただろうか?


この人の人生を物語るようなピアノの曲が頭から離れない。


時間のある人はこの人のピアノの曲を1度で良いから聴いてほしいと思う。


心に背負うものやこの人の純粋な心の中、人生、人への愛情がピアノを通して

通じてくるものがある。


綺麗事では無いホームレスでの暮らし。

日本ではほぼ聞いた事が無いけれど、

カナダで暮らしていた時には、「教会」という逃げ場があった。


私は幸いにもカナダでホームレスを経験したわけでは無かったけれど

ホームレス生活を送っている人を見なかった日は無いほど多い街だった。


この亡くなってしまった方は、ピアノを習ったわけでは無いようだ。

純粋に音楽に出会い、音楽を愛した人で、ホームレスという暮らしの中で

アルコール依存という病となり、人々を愛した人だった。


彼の言葉で今でも忘れられない言葉がある。

"You know, it’s like truth, life. I love people. Sometimes I don’t even know if people love me, but it doesn’t matter. I love people."



この言葉を私自身がホームレス生活を送っていた時に何十回も口にしてみた。


自分を見てくれた人からの寄付でピアノを買い教会に置いていたというこの人の

壮絶な中にも純粋すぎる思考。

涙が止まらなくなる。


アルコール依存は、だという認識のある人がどれだけいるだろうか?


私は一滴もアルコールを飲めない体だ。

注射をする時のアルコールコットンですら使えない体だ。


ケーキやお料理などに悪気なく入っているアルコール。

全てを排除しないと口にする事は出来ない。

アルコール類を摂取してしまうと、器官に蕁麻疹が出来て、窒息してしまうのだ。


神様がくれたアルコールアレルギーだと勝手に信じてる。


もしも私がお酒を飲める体だったら、私もアルコール依存になっていたかもしれない。

いや、なっていたと思う。



人が亡くなってしまう事ほど、悲しい気持ちになる事は無い。

この亡くなってしまった人と私は面識があるわけでは無いけれど

世界中にこの人の存在を知っていた人は大勢いる事が救いだ。


この天才的なピアノの音色は多くの人の記憶に残ると信じたい。

自分の命が無くなってしまったあとに、

自分が生きた証が残るって素晴らしいと思う。


楽家や建築家など自分がこの世からいなくなったあとに形が残るって凄いと思う。


私がいつかこの世から消えてしまった時に何が残るのだろう?


何の才能も無い私が何を残せるのか?

誰かの記憶に残るような自分自身でありたいな。 



Ryanという人の事を私は絶対に忘れないよ。

素晴らしい音楽と時間を残してくれて本当に「ありがとう」と言います。


R.I.P Ryan.